(From 2022/1/20 Last updata 2025/4/2/
本は4月10日に発売される予定です。
書店でも購入できます。
2020年12月に京都府が表明した「北山エリア整備基本計画」に抗して私たちは3年半にわたって植物園を守る活動をおこなってきました。皆様のご助力により、京都府は2023年2月には府立植物園の開発計画の「見直し案」を発表し、2024年3月には府立大学構内に計画されていた「1万人アリーナ」建設の案も府下の向日市に建設するとし、撤回しました。
そこで私たちはこの3年半の活動を広く府民・国民にお知らせしようと考え、昨年秋に活動を紹介する書籍の出版のために皆様のご支援をお願いしました。お陰様で357人の方から約150万円が寄せられ、自費出版の資金が集まりました。
この資金と24人の執筆者を得て、書籍を出版することが出来ました。本当にありがとうございました。
私たちはこれからも植物園を見守っていきたいと思っております。今後ともよろしくお願いいたします。
『京都府立植物園を壊さないで:「なからぎの森の会」の3年間:資料集』
「北山エリア整備基本計画」や、これまでに私たちが発行してきたニュースやチラシ、パンフレット、京都府に提出した要請書などを集めて載せています。
ご希望の方に郵送の場合は2,500円、直接手渡しの場合は2,000円でおわけします。ご購入いただける方は下記振込先に代金をお送りください。
振込用紙に、送付先の住所・名前・電話番号と「資料集希望」とご記入ください。
振込先:
☆郵便局の振込用紙にてお願いいたします。
口座記号番号・・・・00950-9-213013
口座名称(漢字)・・・・なからぎの森の会
口座名称(カナ)・・・・ナカラギノモリノカイ
恐縮ですが、振込手数料は購入される方のご負担でお願いします。
連絡先:
京都府立植物園整備計画の見直しを求める会(なからぎの森の会)
E-mail:kbgsuport(アットマーク)gmail.com
((アットマーク)を@に変えてご記入ください)
昨年10/18〜12/26、毎夜6時〜9時半、府立植物園観覧温室で ”LIGHT CYCLES KYOTO ”という光を使ったイベントが催されました。年が明けて温室を見に行くと、葉先が枯れたり萎れたりしているものが沢山ありました。強列な光線と大爆音を毎夜浴びせられ、植物たちにはさぞ過酷であったことでしょう。(ニュース「なからぎの森」23号参照)
イベントが温室植物にどのような影響を及ぼしたか、十分検証されなければならないはずです。
だのに、万博期間にインバウンドの観客を見込んで、府は今年もナイトイベントを開催することを決め、予算を組み、事業者が公募されています。
日本にはない貴重な植物が育てられている温室で、これ以上のイベントの開催はとても心配です。
なからぎの森の会では、2月19日に肉戸植物園副園長と懇談をして、せめて温室では開催しないように申し入れました。
English version
当面の行動予定
署名用紙
植物園ネット署名
会のニュース”なからぎの森”
これまでの動き
運動資金にご協力ください。
サポーター大募集
京都府立大学学生さん達が立ちあげたネット署名Change.orgの「大学内に巨大商業アリーナはいらない!」
設立趣意書
設立趣意書への賛同へ
各方面からの賛同のお言葉や決議
関連団体とリンク先
チラシのダウンロード
鯵坂学共同代表が三条ラジオカフェで語りました。(9分間)
【1】(ダイジェスト版 なからぎの森の会共同代表鯵坂学さんの開会挨拶、北山エリアの将来を考える会事務局森吉治さんの経過報告、尾林弁護士の講演、神宮外苑の森の会、京都弁護士会森田弁護士、神戸・みんなの王子公園&動物園の会、つくば地域参加型の洞峰公園整備計画を求める会からの連帯メッセージ、長谷川豊京都府立大学准教授の報告)(40分)
【2】(尾林芳匡弁護士の講演「公共の土地が企業のもうけの場に 京都・北山再開発を考える」 )(55分)
【1】(なからぎの森の会共同代表鯵坂学さんの開会挨拶、旭山動物園前園長小菅正夫さんと京都府立植物園元園長西原昭二郎さんの連帯メッセージ)(26分)
【2】(京都府立植物園元園長金子明雄さん講演「京都府立植物園を考える(生きた植物の博物館)」 )(29分)
【3】(長谷川豊京都府立大学准教授の報告「府立大学の現状とアリーナ計画の問題」)(19分)
5月17日現在の署名数は5種類合わせて、163,828筆です。
美濃やまびとさんデザインの「商業アリーナの学生への影響とは」チラシを作りました。
こちらからダウンロードすることができます。
南北の長さ83mプラス2階に10mのデッキ、東西の長さ107mプラス西にメインエントランスの三角形デッキ、高さは20m、
京都府立大学の敷地ぎりぎりに入る大きさです。
サブアリーナの位置は未定ですが、仮に隣に描いています。
アリーナの南の空間はお寺の墓地です。
植物園のバラ園から見ると巨大な壁になります。
高さは現在の規制内の20mに描いていますが、もっと高くされる恐れもあります。
缶バッジ1個100円。
植物園会館2階から、沈床西洋花壇越しに比叡山が見えるこの絶景を無くしたくない!
(署名アピール)
@北山通りのウバメガシの垣根を切って、植物園敷地に商業施設を作ろうとしている。
A温室裏、加茂川沿いにあるバックヤードの面積を縮小して、観覧者が出入りできるようにする。
B正門側にレストラン・カフェを含む建物を作り、アリーナの動線と一体で、アミューズメント機能を整備する。
C中央広場に野外ステージを作り、西洋花壇とともにイベントができるようにする。
D植物園の東西南北の境界をなくし、人々が自由に行き来できるようにする、等などの変更が企てられています。
これでは、植物園というよりも最早「公園」です。植物園は一定の境界の中に外界から遮断されて、植物が主体となって、植物を展示し、人間は植物から自然を学び、静かに憩う場所です。人間の賑わい、イベント、儲けのために、100年近くも守り育ててきた府民の宝である植物園と植物たちを犠牲にすることはできません。
署名を集めています。
呼びかけ団体 京都府立植物園整備計画の見直しを求める会(通称:なからぎの森の会)
京都府立植物園を植物園ではなく、賑わいと娯楽の施設に変えようとしている計画が進められています。京都府は東京資本のコンサルタント企業に依頼して、北山エリア(北山通り以南、加茂川以東、北大路通り以北、下鴨中通り以西) の府所有地を再開発する計画を検討し、2020年12月の府議会に提案しました。
それによると、府立大学の体育館を1万人が入れる規模のアリーナにし、学生の授業・クラブ活動の使用以外に、音楽イベント、スポーツ観戦などで民間も利用できるようにする、旧府立総合資料館跡にシアターコンプレックスとなる建物を作ると共に、コンベンション・宿泊・飲食などの利用もできるよう建物を建てる、この一帯の施設を行き来して利用できるようにするというものですが、とりわけ、植物園については、
植物園が植物園として存続するために、あなたのお力をお貸しください。
連絡先 吉澤喜代一
〒606-0851 京都市左京区下鴨梅ノ木町62-2
E-mail: simogamoaoi(アットマーク)outlook.jp
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