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(From 2022/1/20 Last updata 2023/12/10)
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京都府立大学学生さん達が立ちあげたネット署名Change.orgの「大学内に巨大商業アリーナはいらない!」
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鯵坂学共同代表が三条ラジオカフェで語りました。(9分間)
植物園・北山エリア整備計画の見直しを求める署名が合わせて16万筆を超えました。
前回提出以降集まった6千余筆を11月8日(水)に京都府に第7次提出に行きました。
提出の前に記者会見を行い、提出と同時に府に対して要望の内容を訴え、
特に今回は「京都府立大学に巨大商業アリーナを作らないでください」という署名が1万筆を超えたので、府立大学の学生・教員・OB等関係者を中心に要望しました。
府大関係者の要望の内容はこちらです。
植物園・北山エリア開発計画の見直しを求める要望の内容はこちらです。
府立大学の中に商業アリーナは建てないで、それよりも学生のための大学体育館と老朽化していつ地震が来ても危ないという校舎の建替えを一日も早くしてほしいという切実な要望に対して、京都府の担当者はいつまでに回答できるかとも言わず
、各方面と検討していくと言うのみ、前回約束していた総合資料館跡地の解体・利用についての説明会も「会」を開くとは言っていないと後退する答弁の不誠実な態度でした。
谷先生のお話では、都市の気候に緑地がどんなに影響を与えるか、生態系からの蒸発には二種類あり、蒸散(光合成による葉からの蒸発)と遮断蒸発(葉や枝についた雨水の蒸発)、その合計(蒸発散)は裸地、草地、樹林の順に大きくなる、つまり樹林が都市の気温を下げることになる、街路樹でも住宅の庭の樹木でもその役割を果たすそうです。庭に植木を植えていることも都市の気温低下に役立つとは目からうろこのお話。やはり、公園でも街路樹でも植物園でも樹木を伐ってはいけないことがわかりました。
谷先生は樹を伐ってマイナスの方向に向かうよりも少しでも樹を増やしてプラスの方に向かわねばならない、旧資料館跡地にも樹木を植えて植物園を広げる方向がよいと言われています。
★第二体育館は耐震基準を満たしているので、少し改修して使い、
南側に向けて増築する。(赤線部分)
★次に、第一体育館を壊して共同体育館を新築する。
北側は今の線まで、南側は20mほど伸ばす。(オレンジ線部分)
★共同体育館の中はバスケットコート3面分。
両側2面分は試合時のみせり出す可動席とし、全部で2000席とする。
★共同体育館の高さはほぼ現在のままなので、植物園への影響がない。
★共同体育館の一部に府民が利用できるコーナーを作る。
★共同体育館建設工事中は第二体育館と仮設体育館を使うので、
学生の授業・クラブ活動に支障が出ない。
★クラブボックス街は他の場所に移さなくてもよい。
★体育館東の佐野藤右衛門さん寄贈の御信桜・山桜、大学会館前のヒマラヤ杉、
クラブボックス街のナンキンハゼ、フウの木以南の樹木園の木もほとんど残すことができます。
あらまし、以上のような説明でした。
各委員からは賛成の意見が出て、特段の反対意見は一切ありませんでしたが、
翌日の京都新聞の記事には「委員から賛否」という間違った見出しがついています。
デジタル版ではすぐに「賛否」の文字は消えました。
意見聴取会としては、アリーナ構想は北山エリア以外の地域で考えるべきとなりましたが、
京都府は「持ち帰る」という姿勢です。
一層の幅広い私たちの運動が求められています。
美濃やまびとさんデザインの「商業アリーナの学生への影響とは」チラシを作りました。
こちらからダウンロードすることができます。
南北の長さ83mプラス2階に10mのデッキ、東西の長さ107mプラス西にメインエントランスの三角形デッキ、高さは20m、
京都府立大学の敷地ぎりぎりに入る大きさです。
サブアリーナの位置は未定ですが、仮に隣に描いています。
アリーナの南の空間はお寺の墓地です。
植物園のバラ園から見ると巨大な壁になります。
高さは現在の規制内の20mに描いていますが、もっと高くされる恐れもあります。
缶バッジ1個100円。
植物園会館2階から、沈床西洋花壇越しに比叡山が見えるこの絶景を無くしたくない!
(署名アピール)
@北山通りのウバメガシの垣根を切って、植物園敷地に商業施設を作ろうとしている。
A温室裏、加茂川沿いにあるバックヤードの面積を縮小して、観覧者が出入りできるようにする。
B正門側にレストラン・カフェを含む建物を作り、アリーナの動線と一体で、アミューズメント機能を整備する。
C中央広場に野外ステージを作り、西洋花壇とともにイベントができるようにする。
D植物園の東西南北の境界をなくし、人々が自由に行き来できるようにする、等などの変更が企てられています。
これでは、植物園というよりも最早「公園」です。植物園は一定の境界の中に外界から遮断されて、植物が主体となって、植物を展示し、人間は植物から自然を学び、静かに憩う場所です。人間の賑わい、イベント、儲けのために、100年近くも守り育ててきた府民の宝である植物園と植物たちを犠牲にすることはできません。
署名を集めています。
呼びかけ団体 京都府立植物園整備計画の見直しを求める会(通称:なからぎの森の会)
京都府立植物園を植物園ではなく、賑わいと娯楽の施設に変えようとしている計画が進められています。京都府は東京資本のコンサルタント企業に依頼して、北山エリア(北山通り以南、加茂川以東、北大路通り以北、下鴨中通り以西) の府所有地を再開発する計画を検討し、2020年12月の府議会に提案しました。
それによると、府立大学の体育館を1万人が入れる規模のアリーナにし、学生の授業・クラブ活動の使用以外に、音楽イベント、スポーツ観戦などで民間も利用できるようにする、旧府立総合資料館跡にシアターコンプレックスとなる建物を作ると共に、コンベンション・宿泊・飲食などの利用もできるよう建物を建てる、この一帯の施設を行き来して利用できるようにするというものですが、とりわけ、植物園については、
植物園が植物園として存続するために、あなたのお力をお貸しください。
連絡先 吉澤喜代一
〒606-0851 京都市左京区下鴨梅ノ木町62-2
E-mail: simogamoaoi@outlook.jp
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